リースバックのお陰で母親を理想的な老人ホームに入居させることができました。

母が老人ホームへの入居を決意するも、自宅近くの施設は予算オーバー

自宅で母の介護を続けてきました。私は仕事を持っていましたし、次第に疲れも蓄積し、自宅介護を続けることに限界を感じるようになってきました。そこで、「私、会社を辞めてお母さんの介護に専念するね」と母に伝えたところ、「これ以上、あなたに負担をかけるわけにはいかない。老人ホームに入居する」と言いました。

最初は迷いましたが、近くの施設ならば頻繁に会うことができると考え直し、母の気持ちに賛同。自宅から近い場所で施設を探し始めました。しかし、条件に合うところはどこも予算オーバー。一時金の工面もできませんでした。

週末ごとに会いに行ける施設に入居

困り果てていると、親戚からリースバックについて教えてもらえました。じっくりと話を聞いてみると、リースバックは、私と母にとっては願ってもいないサービスでした。というのも、リースバックなら売却後も同じ家に住み続けることができますし、老人ホームに入居後も、母を住み慣れた家に一時帰宅させることも可能です。

リースバックによって、母を老人ホームに入居させられる資金を賄えただけでなく、今後何かあった時でも安心できるだけのお金を十分に得られました。

私は独身ですので、母がいなくなった後、広い自宅に住み続けるかどうかわかりません。また不動産を所有していることによる固定資産税の負担、将来、発生するであろう相続に関する煩雑な手続きも心配の種でした。

それならば、家という不動産資産をお金に変えて今、必要となることに使うのが最善の方法であると判断しました。

その判断は間違いではなく、現在は、週末ごとに母に会いに行き、元気な姿を見ることができています。私自身、仕事と介護の板挟みから解放されました。母のためにも、私自身のためにも、リースバックを選択して本当に良かったと思っています。

【プロフィール】自宅で母親と二人暮らし