人生の中で今が一番若い。これからやりたいことに想いを馳せ、ワクワクしています。

「自分のためにお金を使ってほしい」という子供の言葉に感激

「お母さんは、今まで家族のためだけに生きてきてくれた。だから、これからは僕たち家族のためではなく、自分のために生きてほしい。体も動き、色々楽しめる今のうちに、やりたいことをやってほしいんだ」。ある日、息子からそう言われました。

私は、長年連れ添った夫を亡くした後も、同じ家に住み続けていますが、幸いなことに住宅ローンも返済済み。贅沢をせず、倹しく暮らせば年金だけでもやっていけそうでしたし、私にしてみれば、それで十分。多くは望んでいませんでした。

ですから、「残りの人生は自分のために生きてほしい。財産も残さず、自分のために使ってほしい」という息子からの言葉は意外でしたが、とても嬉しくもありました。

限られた人生の時間。悔いが残らぬように生き抜きたい

「自分のためにお金を使うといっても年金くらいしか当てがないのに……」と言う私に、子供たちが紹介してくれたのがリースバックでした。リースバックならば、売却という形をとりますが、同じ家に賃貸契約でそのまま住み続けることができます。住み慣れた場所から離れる必要もありませんから、環境を変えることなく、やりたいことに挑戦できる資金を得ることができます。

それに、もし病気や大きなケガ、突然の事故など、万が一のことが起きた場合でも賄えるだけのお金もできます。子どもたちにあまり負担や心配をかけずに生活を送れる見通しも立ちますので、リースバックに申し込みをすることにしました。

リースバックで得られたお金で、今はお友達と旅行に出かけたりしていますが、「これから何をしようか。今までできなかったことを存分に楽しむぞ!」とワクワクしながら、あれこれ計画を立てているところです。

【プロフィール】自宅で一人暮らし。二人の子供は別居