夫婦水入らず。会社員時代にできなかった夢を叶えることができました。

セカンドライフを楽しむお金がないと知り、愕然

40年以上務め上げ、会社を無事に定年退職。残っていた自宅マンションのローンも退職金で返済することができ、ほっとしました。「これで思う存分にセカンドライフを楽しむぞ!」と思った矢先、そのための資金がほとんど残っていないことに気づき、がく然としました。

会社員時代から「時間の余裕ができる定年後は、ゆっくり自分の好きなことをしようと思うことで辛い仕事を頑張ってきたのに……」と考えると、無念さが溢れてきました。

年金はありますが、それだけでは暮らしていくだけで精一杯。とてもゆとりのある生活は望めません。趣味を楽しもうと思ったら、無理をして生活費を切り詰めていくしかない。さて、どうしたものか。リバースモーゲージに申し込みをしましたが、マンションでは条件が厳しくなり、結局、融資してもらえませんでした。

海外旅行、温泉、カメラ……。夫婦で過ごす掛け替えのない時間

あれこれ情報を集め、じっくり検討したところ、私たちのケースにはリースバックが最適であることがわかりました。と言うのも、私たち夫婦には子供がいませんので、財産を残す必要もありません。毎月の家賃はかかりますが、引き続き同じマンションに住めますし、老後を存分に楽しめる資金を得られるのは私たち夫婦にとって何よりも大事だったからです。

お陰様で、会社員時代には行けなかった海外旅行、日本各地の温泉などに出かける国内旅行も年に数回ほど楽しめていますし、これからは趣味の写真の腕ももっと上げたい。会社員時代は苦労をかけっぱなしだった妻にも、できるだけ恩返しをしていきたいと思っています。

一時期は豊かなセカンドライフを送ることは諦めていました。ですが、リースバックのお陰で長年思い描いてきた暮らしを今、実現できています。

【プロフィール】マンションで夫婦二人暮らし。子供なし