老夫婦二人。金銭的にも時間的にも余裕を持って暮らせるマンションに住み替えできました。

老夫婦二人には広すぎる家。駅からも遠く生活が大変

私たちが住んでいたのは、4LDK・延べ床面積120平米の庭付き一戸建てでした。購入した当時は、夫婦、二人の子供、両親の六人で暮らしていたので、それでも少し狭いかなと感じていました。しかし、両親が亡くなり、子供たちも巣立っていくと、狭く感じていた家がこんなにも広かったのかと逆に驚きました。

私たちも年を取り、老夫婦二人の生活には広すぎます。また、大分前に買った家なので、バリアフリーなどにもなっていません。膝も痛いので2階に行くこともなくなり、庭も荒れ放題。最寄駅には徒歩だと1時間近くかかりますし、買い物や病院に行くのにも車でないと難しいですが、夫は70歳を過ぎ、運転も危なっかしくなってきていました。

引っ越しのタイミングも自分たちの都合に合わせてできる

愛着のある家とはいえ、さすがにこれでは住み続けることはできません。そこで、住み替えをすることにしました。そんな頃、ちょうどいいタイミングで駅の近くに私たちの希望にあったマンションが売り出されました。

小さめのマンションでしたが、価格はそれなりにします。私たち夫婦の財産といえば、今の家とわずかな貯金があるだけ。年齢的にローンも難しい。そこで、リースバックを利用することにしました。リースバックでは、自宅を買ってくれる人を自分たちで探す手間もありません。

また、老夫婦二人では、新居への引越しの準備にも時間がかかります。その点も、リースバックは柔軟に対応してくれ、私たちの場合、住んでいる家を売却するとともに一年間のリース契約を結びました。これによって資金的にも、時間的にも余裕を持って、新しいマンションに引越しすることができました。

【プロフィール】自宅で夫婦二人暮らし。子供二人は別居