自宅差押え寸前の窮地を、リースバックを利用することで乗り越えました。
住宅ローンや教育費が重くのしかかり、自宅が競売に
15年ほど前に念願のマンションを購入しました。買った当時、収入は年々増えていましたので、子供の教育費にお金がかかるようになっても、住宅ローンは十分に返していけるだろうと楽観的に考えていました。実際、返済を始めてからも、最初の数年間は何の問題もありませんでした。
ところが不況のあおりを受け、会社の業績が伸び悩み、私自身の給与も期待通りには上がっていきませんでした。その一方、子供たちは次々に大学に進学。住宅ローンや教育費が大きな負担となってお金が足りず、複数のカード会社から借入れをすることもありました。固定資産税などもばかにならず、次第に月々のローン返済が滞るようになってしまったんです。
そして、とうとう金融機関から一括弁済請求、裁判所からは競売開始決定通知が届きました。
リースバックでローンはすべて清算。住み慣れた家で再出発
自宅マンションが差押えられる寸前となり、眠れない日々が続きました。そんな窮地を救ってくれたのが、リースバックでした。査定を依頼したところ、今ある借入金よりも、買取金額の方が上回っていることがわかりました。
すぐに申し込みを行い、差押えは逃れられ、そのまま自宅マンションに住み続けることができました。住宅ローンやカードローンを一括で払った上、手元に現金も残すことができました。毎月の家賃はかかりますが、ローンや固定資産税の負担もなくなりました。
一時期は、万事休すというところまで追い込まれましたが、リースバックを利用することで借金がすべてなくなり、久々に晴れ晴れとした明るい気持ちになれました。今は、住み慣れたこの家で家族みんなで力を合わせ、再出発できることに感謝しています。
【プロフィール】マンションで夫婦と子供二人で暮らす