母から相続した家をリースバックを活用することで、姉妹、公平に分けることができました。

資産を分けるには家を売るしかないが、このまま住み続けたい……

同居していた最愛の母が亡くなり、財産は姉と分けることになりました。と言っても、母の財産は、この家だけで貯金などの金融資産はありませんでした。そのため、姉と公平に資産を分けるには、この家を売るしかありませんでした。

ですが、私は母と同居しながらずっとこの家で暮らしてきましたし、近所に友人や知り合いも多く、できれば引越しはせず、このまま住み続けたいと思っていました。「どうすればいいのだろうか?」とあれこれ思い悩み、姉とも相談しながら解決策を探すことにしました。

リースバックを利用し、家を現金化。姉との仲もさらに親密に

いくつかの方法を比較検討しましたが、最終的にリースバックに決めました。リースバックを選んだ一番大きな理由は、家を売却した後もずっと住み続けられること。一般的な方法で家を売却してしまうと、同じ家にいることはできません。引越しを余儀なくされ、住環境や人間関係も大きく変わってしまいます。

その点、リースバックなら友達や近所の人たちとも今まで通り、親しく付き合っていけますし、姉としても、自分が育ってきた実家を残すことができてとても喜んでいました。

私も姉も、リースバックによってまとまったお金を手にすることができました。これからの生活に何ら不安を感じずに済むだけの金額が確保できたことで、心にも余裕が生まれています。

姉は以前よりも頻繁に家に来るようになり、姉妹で子供の頃のことなどの思い出話に花を咲かせています。私たち姉妹が毎日を幸せに暮らしていること、そして以前よりも姉妹の仲が良くなったことを、亡き母が一番喜んでいることでしょう。

【プロフィール】自宅で一人暮らし。姉は別居し